ここではSplashtop SOS+10/ Splashtop Unlimitedのチーム設定についてご説明いたします。本記事ではSOS+10のチーム設定を例に説明していますが、Unlimitedのチーム設定と内容は同一となっております。
管理者(オーナー、ポリシー設定や管理を許可されたスーパーアドミン)は、「アカウント情報」の「チーム」画面より、チームに所属するユーザーが行える操作や、Web管理コンソールの設定を変更することができます。
各機能の有効・無効はトグルボタンを選択すると切り替えできます。
青色の表示の場合は有効、グレーの表示の場合は無効となっております。
リモートサポートライセンス:ご契約ライセンス数を表示しています。
リモートアクセスライセンス:本製品では使用しない項目となります。
SOS+10:ご契約いただいている製品名が表示されます。(SOS+10 または SOS Unlimited)
チーム名:チーム名の変更(日本語可)ができます。
コンピュータ:チーム内で登録できるコンピュータの総数と登録コンピュータ数の確認ができます。
チェックボックス:権限ごとに各種機能のオン/オフを設定することができます。
なお、本製品はユーザー単位での機能制御には対応しておりません。
リモートコントロール:この機能がオフの場合、リモート接続中の画面が表示のみになります。
初期値では管理者・メンバーともに【有効】となっております。
有人アクセス:初期値では管理者のみ【有効】となっております。そのため初期値では、管理者の場合はBusinessアプリから有人アクセスをご利用いただけますが、メンバーは初期値の場合【無効】のためBusinessアプリの上部にSOSのアイコンが表示されません。
下記画像は【無効】の場合の例です。
【有効】にした場合、メンバーのBusinessアプリの上部にSOSのアイコンが表示され、ご利用いただけるようになります。
ご利用方法の詳細は「Splashtop SOSクイックスタートガイド」ご参照ください。
ファイル転送:リモート接続前とリモート接続中にファイル転送機能を有効・無効にします。(ドラッグ&ドロップ、コピー&ペーストを含む)
初期値は【無効】となっております。※iOSはご利用いただけません。
詳細は「ファイル転送(外部サポートサイト)」「ファイル転送」をご参照ください。
リモートプリント:接続中のクライアントデバイスでのプリント機能を有効・無効にします。
Windows・Macのみご利用いただけます。
対応要件や詳細は「リモートプリント(外部サポートサイト)」をご確認ください。
初期値は管理者・メンバーともに【有効】となっております。
サポート対象外です。
コピー&ペースト:リモート接続中のコピー&ペースト操作を有効・無効にします。
初期値では管理者・メンバーともに【有効】となっております。
有効にチェックが入っていても動作しない場合は「Windowsでコピー&ペースト機能が動作しない場合(外部サポートサイト)」をご参照ください。
キーストローク貼付:キーストローク貼り付けの操作を有効にします。
初期値は【有効】となっております。詳細は「クリップボードのコピーと貼り付け(外部サポートサイト)」をご確認ください。
リモートウェイク:遠隔でコンピュータの電源をネットワーク経由でオンにする機能を有効・無効にします。初期値は【有効】となっております。
詳細は「リモートウェイク(Wake on Lan)」をご確認ください。
リモート再起動:リモート再起動機能を有効・無効にします。
詳細は「リモート再起動‐ストリーマーの再起動(外部サポートサイト)」をご確認ください。
初期値は【有効】となっております。
セッション中のチャット内容のログ保存:セッション中のチャットログをWeb管理コンソールの「履歴」⇒「セッション」または「チャット内容」からご確認いただけます。
詳細は「ログを確認する方法」をご確認ください。
初期値は【無効】となっております。
チャット(セッション前):リモート接続前のチャット機能を有効・無効にします。
初期値は【有効】となっております。iOSではセッション前のチャットはご利用いただけません。
詳細は「チャット(外部サポートサイト)」をご参照ください。
セッション前のチャット内容をセッションログに保存:セッション前のチャットログをWeb管理コンソールの「履歴」⇒「チャットセッション」または「チャット内容」よりご確認いただけます。
詳細は「ログを確認する方法」をご確認ください。
初期値は【無効】となっております。
無人アクセス
セッション中の音声通話:セッション中の音声通話の有効・無効の設定をします。
初期値は【有効】となっております。
詳細は「音声通話(外部サポートサイト)」「音声通話」をご確認ください。
セッションレコーディング:接続中の画面収録を有効・無効にします。
初期値は【ローカルレコーディング】となっております。
iOSはご利用いただけません。
WindowsはWEBMファイル形式、Mac・Androidの場合はMP4形式で保存されます。
Windowsの場合通常、接続先のSplashtop Businessフォルダに保存されますが、Businessアプリの「オプション」⇒「詳細」もしくはWeb管理コンソールの「チーム」⇒セッションレコーディングの「詳細設定」から保存先を変更することも可能です。
サイズ制限を割り当てることもできます。サイズ制限を容量オーバーすると保存不可となります。
詳細は「セッション録画(外部サポートサイト)」をご確認ください。
※サイズ制限:0~40,000MB、0=無制限
My Desktop共有:My Desktop共有機能は接続元の画面を画面共有したい相手に表示できる機能です。Windows版のBusinessアプリのみご利用いただけます。
初期値は【有効】となっております。
この機能をご利用いただくには、Businessアプリをv3.4.0.0以降にする必要があります。
詳細は「My Desktop共有(外部サポートサイト)」をご確認ください。
同時リモートセッション:一つのセッションに対して二人のユーザーからのリモート接続を許可する場合、チェックを入れてください。初期値は【有効】となっております。
Webアプリ(ブラウザでリモートコンピュータに接続):WebブラウザからリモートPCへのリモート接続を開始できる機能です。初期値は【有効】となっております。
WebアプリはWindows7のストリーマーには対応しておりません。
詳細は「Webアプリ(外部サポートサイト)」「Webアプリ」をご参照ください。
セッションインジケーター:リモート接続・バックグランドアクション利用時にポップアップやバナーを表示できます。初期値は【ポップアップ】となっております。
この機能をサポートするにはストリーマーバージョンがv3.5.0.0以降である必要があります。
ポップアップ:リモート接続を行うと、ストリーマー(接続される側)のコンピュータ画面に下記のようなポップアップを表示します。
バナー:下記のようなバナーをクライアント(接続する側)とストリーマー側(接続される側)のコンピュータに表示します。リモート接続中にファイル転送があった場合には「ファイルログを見る」で確認することができます。
ポップアップ&バナー:リモート接続時にバナーとポップアップを表示します。
ユーザーがバナーを閉じることを許可する:チェックを入れると、右側の「×」を押して、ユーザー自身がバナーを閉じることを許可します。
有人アクセス
ここでは有人アクセス(SOS)の機能について有効・無効を選択できます。
セッション中の音声通話:SOS機能でセッション中の音声通話の有効・無効の設定を行います。
初期値は【有効】となっております。詳細は「音声通話(外部サポートサイト)」をご確認ください。
セッションレコーディング:SOS接続中の画面収録を有効・無効にします。
初期値は【ローカルレコーディング】となっております。iosはご利用いただけません。
WindowsはWEBMファイル形式、Mac・Androidの場合はMP4形式で保存されます。
Windowsの場合は通常、接続元のSplashtop Businessフォルダに保存されますが、Businessアプリの「オプション」⇒「詳細」もしくはWeb管理コンソールの「チーム」⇒セッションレコーディングの「詳細設定」から保存先を変更することも可能です。
サイズ制限を割り当てることもできます。
サイズ制限を容量オーバーすると保存は不可となります。
詳細については「セッション録画(外部サポートサイト)」をご確認ください。
※サイズ制限:サイズ制限:0~40,000MB、0=無制限
My Desktop共有:My Desktop共有機能は接続元の画面を画面共有したい相手に表示できる機能です。Windows版のBusinessアプリのみご利用いただけます。
初期値は【有効】となっております。この機能をご利用いただくには、Businessアプリをv3.4.0.0以降にする必要があります、詳細は「My Desktop共有(外部サポートサイト)」をご確認ください。
同時リモートセッション:一つのセッションに対して二人のユーザーからのリモート接続を許可する場合、チェックを入れてください。初期値は【有効】となっております。
Webアプリ(ブラウザでリモートコンピュータに接続):WebブラウザからリモートPCへのリモート接続を開始できる機能です。初期値は【有効】となっております。
WebアプリはWindows7のストリーマーには対応しておりません。
詳細は「Webアプリ(外部サポートサイト)」「Webアプリ」をご参照ください。
セッションインジケーター:リモート接続時にバナーを表示できます。
この機能をサポートするにはSOS v3.5.0.0以降が必要です。[バナー/なし]を選択できます。
バナーを選択した場合、ユーザーがバナーを閉じることを許可する設定も可能です。
初期値は【なし】となっております。
グループ固有の管理者ロール:ユーザーに対して特定のグループのみの管理者権限(グループアドミン権限)を与える場合はこの項目にチェックしてください。
初期値は【無効】となっております。
詳細は「グループ管理者」「ユーザーをグループ別管理者に設定して、限定的な管理者権限を与えるにはどうしたらいいですか?(外部サポートサイト)」をご確認ください。
メンバーが接続中のコンピューターに同時接続できるようにする:メンバー権限を持つ2ユーザーが1打のデバイスにBusinessアプリを使用して同時リモート接続を行うことを許可する設定です。
初期値は【有効】となっております。
なお、この項目は上記の無人アクセスの同時リモートセッションの設定と連動しております。
無人アクセスの同時リモートセッションを有効、この項目を無効にしたい場合は手動で設定を切り替えする必要があります。
メンバーが複数のセッションを確立できるようにする:メンバー権限を持つユーザーが1台の
デバイスからBusinessアプリでリモート接続中に複数(10台まで)の接続先にリモート接続を
行うことを許可する設定です。初期値は【有効】となっております。
無効の場合は1台のデバイスに対して1台のストリーマーのみ接続できます。
有効の場合は、1つのBusinessアプリのアカウント画面から10台まで接続できます。
下記画像は1つのアカウント画面から2台の接続先デバイスにリモート接続している例です。
メンバーが他のセッションを切断できるようにする:メンバー権限を持つユーザーがセッションの切断ができるようにしたい場合、こちらのチェックを入れてください。
初期値は【有効】となっております。
この設定が有効の場合、例えばメンバーが接続したいコンピュータに他のユーザーが接続していて切断をしたい時に、Businessアプリの「歯車マーク」⇒「接続切断」またはWeb管理コンソールの「コンピュータ」⇒「強制切断」を選択すると他のユーザーの接続を切断できます。ただし、メンバー自身と他のユーザーが同時接続している際に切断を選択すると、メンバー自身の接続も切断されるのでご注意ください。
メンバーがコンピューターの再起動、ストリーマーの再起動をできるようにする:メンバー権限の「ストリーマーを再起動」「通常の再起動」「Safe-mode再起動」の設定を許可する場合、チェックを入れてください。初期値は【有効】となっております。
詳細は「リモート再起動‐ストリーマーの再起動(外部サポートサイト)」をご確認ください。
メンバーが管理タブにアクセスできるようにする:メンバーが「管理」項目を閲覧できるようにするか選択できます。初期値は【有効】となっております。
有効の場合はメンバーのWeb管理コンソールの画面上部に「管理」項目が表示されます。
無効の場合は「管理」項目が表示されません。
メンバーがグループを表示できるようにする:メンバーのWeb管理コンソール画面にコンピュータのグループを表示させるかどうか選択できます。
初期値は【無効】となっております。
グループの表示が有効の場合、Web管理コンソールの「コンピュータ」画面にグループ名が表示されます。Businessアプリの「表示」タブの「グループ表示」にチェックしてください。
下記の画像は「有効」の場合のWeb管理コンソールの例です。
無効の場合はグループ名は表示されません。
ユーザーが複数のデバイスからリモートセッションを確立できるようにする:ストリーマーが
v3.6.0.0以降でこの機能が有効で2ライセンス以上契約している場合、1ユーザーは同じ
アカウントで複数のデバイスから複数のストリーマーに同時接続できます。
初期値は【無効】となっております。
※この機能を利用の際はライセンスを消費しますのでご注意ください。
※無効の場合、下記画像のようなエラーメッセージが表示されます。
ユーザーが管理者権限なしでビジネスアプリを更新できるようにする:この機能を有効にするとコンピュータの管理者権限のないユーザーが管理者権限なし(UACなし)でBusinessアプリを更新することができます。初期値は【無効】となっております。
コンピュータのメモに対するメンバーの権限について:初期値では【編集・閲覧不可】となっております。そのためメンバー・スーパーアドミン・アドミンはコンピュータのメモを編集・閲覧できますが、メンバーは編集・閲覧権限が付与されていない限りアクセスすることができません。
閲覧が可能な場合、メモを表示できます。Web管理コンソールの場合は「コンピュータ」⇒「設定の表示」の「ノート」にチェックすると表示できます。
PCやAndroidのBusinessアプリの場合は「ノートを表示」を選択すると表示されます。
下記はWindows版のBusinessアプリの例です。
編集が可能な場合はWeb管理コンソールもしくはBusinessアプリから編集できます。
Web管理コンソールの場合、「コンピュータ」⇒「メモを追加」から編集できます。
コンピュータでBusinessアプリをご利用の場合は歯車マークをクリックし、コンピュータの設定画面でメモのマークをクリックするとメモを追加する画面が開きます。
モバイルデバイスの場合は赤枠の部分を選択すると、メモを編集する画面が開きます。
下記はiOSでの画像の例です。
編集・閲覧不可の場合、メモは表示されません。
2段階認証
2段階認証の設定については「2段階認証の設定方法」もご参照ください。
信頼済みのデバイスの管理:設定項目で「ユーザーがデバイスを信頼できるようにする」が有効かつ、2段階認証時に「このデバイスを信頼します」にチェックを入れたデバイスがリスト表示されます。
ゴミ箱をクリックすると信頼デバイスは削除され、再度そのデバイスでログインする際には、認証アプリを利用してセキュリティコードを入力する必要があります。
ユーザーがデバイスを信頼できるようにする:この設定にチェックすると、2段階認証時「このデバイスを信頼します」にチェックを入れた場合には次回の2段階認証時に再度認証コードを入力する必要がなくなります。ログイン毎にユーザーに2段階認証の認証コードを入力させたい場合は、この設定を無効にしてください。初期値は【有効】となっております。
さらに、信頼済みデバイスの有効期間を[1日/7日/30日/無制限]から選択することができます。初期値は【無制限】となっております。
ユーザーに2段階認証の設定を強制する:チェックを付けた権限に対して2段階認証の設定を強制します。例えば、管理者にチェックをするとスーパーアドミン・アドミンに強制します。初期値は管理者・メンバーともに【オフ】となっております。
2段階認証がオンになっているときにデバイス認証を無効にする:この機能を有効にすると、2段階認証の設定をしている場合はデバイス認証を行わずにBusinessアプリにログインできます。初期値は【有効】となっております。
デバイス認証
Splashtopに初めてログインしたデバイスは、デバイス認証が必要になります。デバイス認証の詳細については「デバイス認証/確認メールとは(外部サポートサイト)」をご確認ください。
下記の画像はデバイス認証のメール一例です。メールが届いたら、リンクをクリックしデバイス認証を行ってください。
デバイス認証リンクを電子メールで送信:デバイス認証メールの送信先の設定をすることができます。初期値では【ログインしている人】となっておりログインメールアドレス宛にメールが送信されます。
アプリケーション、ブラウザのいずれも[ログインしている人/管理者/チーフアドミン/オーナー]から選択できます。なお、管理者はスーパーアドミン、アドミンを指します。
認証済みデバイスが維持される許可時間:デバイス認証が適用される期限を設定することができます。例えば、「7日」に設定するとデバイス認証を行ってから7日目以降に再度Businessアプリにログインしようとすると再度デバイス認証を行う必要があります。
初期値は【無期限】となっております。アプリケーション、ブラウザのいずれも[1日/7日/30日/無期限]から選択できます。
ユーザーがログインを記録できるようにする:この機能が有効かつBusinessアプリで「ログイン状態を保持する」にチェックが入っている場合、チームのユーザーはBusinessアプリにログインした状態を維持できるようになります。初期値は【オン】となっております。
この機能を有効にするには、Businessアプリのバージョンをv3.5.0.0以降にする必要があります。
アイドル状態のユーザーをログアウトさせる:コンピュータがアイドル状態のときに、ユーザーをログアウトする時間の設定ができます。
アプリケーション、ブラウザのいずれも[しない/15分/1時間/8時間/24時間]で選択できます。
アプリケーションの場合、Businessアプリがv3.5.0.0以降である必要があります。
ブラウザの場合、Web管理コンソールに次回以降ログイン時に有効になります。
初期値は【しない】となっております。
セッションセキュリティ
Windows/Mac認証情報を保存する(セッション開始時に入力):リモート接続開始時、ログイン認証情報を入力してから接続する設定にしている場合に、ログイン認証情報を保存することを有効・無効にできます。初期値は【有効】となっております。詳細は「Windows/Macアカウントでログインする方法(外部サポートサイト)」をご確認ください。
セキュリティコードを保存(セッション開始時に入力):リモート接続開始時、セキュリティコードを入力してから接続する設定にしている場合に、ログイン認証情報を保存することを有効・無効にできます。初期値は【有効】となっております。セキュリティコードはストリーマーのセキュリティ画面で設定することができます。詳細は「Splashtopストリーマーのセキュリティコードとパーソナルコードの違いは何ですか?(外部サポートサイト)」をご確認ください。
この設定を有効にした状態でBusinessアプリの「表示」⇒「ログインしているユーザーを表示」にチェックすることでリモート接続をする前にコンピュータにログインしているユーザーを表示できます。ユーザーは、[ユーザー名のみ/ドメイン・ユーザー名]から選択できます。また、Businessアプリの「歯車マーク」⇒「コンピュータの設定」画面からログインしているユーザーを確認することができます。
詳細は「ログインしているユーザーの表示(外部サポートサイト)」をご確認ください。
各ステータス変更時に[チームオーナー/すべての管理者(オーナーを含む)/招待者]に通知メールを送信します。なお、各項目のチームオーナーはオーナーを指し、すべての管理者はオーナー・スーパーアドミン・アドミンを指しています。
詳細は「サードパーティの統合に必要なAPIキーの設定方法(外部サポートサイト)」をご参照ください。