この記事ではSOSのチーム設定画面についてご説明いたします。
管理者(オーナー・チーム設定や管理を許可された技術者マネージャー)は、「アカウント情報」の
「チーム」画面より、チームに所属するユーザーが行える操作や、Web管理コンソールの設定を
変更する事ができます。
各機能のオン(有効)・オフ(無効)はトグルボタンを選択すると切り替えできます。
青色の表示の場合はオン、グレーの表示の場合はオフとなっております。
チーム名:チーム名の変更(日本語可)ができます。
現在のプラン:ご契約いただいている製品名が表示されます。
技術者:同時接続可能な技術者の人数を示しています。例えば1ID SOSを契約した場合は、
1ユーザーが同時に接続できます。
チームに登録できるユーザーはオーナーも含め10人まで可能です。
ファイル転送(セッション中のドラッグ&ドロップ、コピー&ペーストを含む):リモート接続中に
ファイル転送機能を有効・無効にします。初期値は【有効】となっております。iOSはご利用
いただけません。詳細は「ファイル転送(外部サポートサイト)」をご参照ください。
リモートプリント:接続中のクライアントデバイスでのプリント機能を有効・無効にします。
Windows、Macのみご利用いただけます。詳細は「リモートプリント(外部サポートサイト)」を
ご確認ください。初期値は【有効】となっております。
コピー&ペースト:リモート接続中の表示コピー&ペースト操作を有効・無効にします。
初期値は【有効】となっております。
有効にチェックが入っていても動作しない場合は「Windowsでコピー&ペースト機能が動作しない場合(外部サポートサイト)」をご参照ください。
キーストローク貼付:キーストローク貼り付けの操作を有効にします。
初期値は【有効】となっております。
詳細は「クリップボードでのコピー&ペースト機能(キーストローク貼付)(外部
サポートサイト)」をご確認ください。
セッション中のチャット内容のログ保存:セッション中のチャットログをWeb管理コンソールの
「履歴」⇒「セッション」または「チャット内容」からご確認いただけます。
詳細は「ログを確認する方法」をご確認ください。
初期値は【無効】となっております。
セッションレコーディング:初期値は【ローカルレコーディング】となっております。
iOSはご利用いただけません。詳細設定から保存先を選択し、サイズ制限を
割り当てることもできます。サイズ制限を容量オーバーすると保存は不可となります。
詳細については「セッション録画(外部サポートサイト)」もご確認ください。
※サイズ制限:0~40,000MB、0=無制限
My Desktop 共有:My Desktop 共有機能はリモート接続をサポートしながら
接続元の画面を画面共有したい相手に表示できる機能です。
Windows版のBusinessアプリのみご利用いただけます。
初期値は【有効】となっております。この機能を有効にするには、Businessアプリを
v3.4.0.0以降にする必要があります。詳細は「My Desktop共有(外部サポートサイト)」
をご確認ください。
同時リモートセッション:一つのセッションに対して2人の技術者からのリモート接続を
許可する場合、チェックを入れてください。初期値は【有効】となっております。
Web アプリ(ブラウザでリモートコンピュータに接続):Webブラウザからリモート接続を
行うことができます。初期値は【有効】となっております。
詳細は「Webアプリ」をご確認ください。
※WebアプリはWindows7およびMac10.10のSOSアプリには対応しておりません。
Webアプリをご利用いただく場合、Web管理コンソールの「SOS」タブ⇒「セッションコード」
にSOSアプリの9桁のセッションコードを入力し接続をクリックすることで接続できます。
技術者が他の技術者を確認したり、セッション管理をすることが可能:この機能を
有効にすると、チーム設定の管理を許可された技術者マネージャーと技術者の
Web管理コンソールのSOSタブで他のユーザーのアカウント情報とセッション情報が
表示されます。初期値は【有効】になっております。
有効の場合はチーム内の他のユーザーのアカウント情報とセッション情報が表示されます。
無効の場合は権限により挙動が異なります。
技術者の場合は、「現在のセッション」に自分のセッション情報以外は表示されなくなります。
チーム設定の管理を許可された技術者マネージャーの場合は、チームのアカウント情報は
表示されませんが、「現在のセッション」は表示されます。
オーナー・ユーザー管理を許可された技術者マネージャーは、チームのアカウント情報・
「現在のセッション」が表示されます。
下記の画像は技術者のWeb管理コンソールの画面例です。
セッションインジケーター:リモート接続時にバナーを表示できます。
この機能をサポートするにはSOS v3.5.0.0以降が必要です。[バナー/なし]を選択できます。
バナーを選択した場合、ユーザーがバナーを閉じることを許可する設定も可能です。
初期値は【バナー】となっております。
なし:表示設定でバナーを表示させません。
バナー:下記のようなバナーを接続する側と接続される側の両方のデバイスに表示します。
「ユーザーがバナーを閉じることを許可する」を有効にすると、ユーザーはバナーを閉じることが可能です。
セッション中にファイル転送があった場合には「ファイルログを見る」で
確認することができます。
ユーザーを複数のユーザーグループに関連付けることを許可する:ユーザーを複数のグループに関連付けさせることを許可する設定です。詳細は「ユーザーが同時に複数のグループに所属できるようにする(外部サポートサイト)」をご確認ください。初期値は【無効】となっております。
ユーザーが複数のデバイスからリモートセッションを確立できるようにする:v3.6.0.0以降
この機能が有効で2ライセンス以上契約している場合、1ユーザーは同じアカウントで
複数のデバイスから複数の接続先に同時接続できます。
ただし、この機能をご利用頂くには2技術者以上の契約が必要です。
初期値は【無効】となっております。
この設定が表示されない場合はサポートまでお問い合わせください。
※この機能を利用の際はライセンスを消費しますのでご注意ください。
ユーザーが管理者権限なしでビジネスアプリを更新できるようにする:機能を有効にするとコンピュータの管理者権限のないユーザーが管理者権限なし(UACなし)でBusinessアプリを更新することができます。初期値は【無効】となっております。
2段階認証
2段階認証の設定については「2段階認証の設定方法」もご参照ください。
信頼済みデバイスの管理:設定項目で「ユーザーがデバイスを信頼できるようにする」が
有効かつ、2段階認証時に「このデバイスを信頼します」にチェックをいれたデバイスが
リスト表示されます。
ゴミ箱をクリックすると信頼デバイスは削除され、再度そのデバイスでログインする際には、
認証アプリを利用してセキュリティコードを入力する必要があります。
ユーザーがデバイスを信頼できるようにする:この設定にチェックすると、2段階認証時
「このデバイスを信頼します」にチェックを入れた場合には次回の2段階認証時に再度
認証コードを入力する必要がなくなります。ログイン毎にユーザーに2段階認証の
認証コードを入力させたい場合は、この設定を無効にして下さい。
初期値は【オン】となっております。
さらに、信頼済みデバイスの有効期間を[1日/7日/30日/無制限]から選択することができます。
初期値は【無制限】となっております。
管理者に 2 段階認証の設定を強制する:技術者マネージャーと技術者に2段階認証の設定を
強制します。初期値は【オフ】となっております。
2段階認証がオンになっているときにデバイス認証を無効にする:この機能をオンにすると、
2段階認証の設定をしている場合にはデバイス認証を行わずにBusinessアプリにログイン
できます。初期値は【オン】となっております。
デバイス認証
Splashtopに初めてログインしたデバイスは、デバイス認証が必要になります。
下記の画像はデバイス認証メールの一例です。
メールが届いたらリンクをクリックし、デバイスの認証をします。
デバイス認証リンクを電子メールで送信:デバイス認証メールの送信先の設定をすることが
できます。初期の設定では、【ログインしている人】となっております。アプリケーション、ブラウザのいずれも[ログインしている人/技術者マネージャー/オーナー]から組み合わせて選択することができます。
認証済みデバイスが維持される許可時間:デバイス認証が適用される期限を設定する
ことができます。例えば、「7日」に設定をするとデバイス認証を行ってから7日目以降に
再度Businessアプリにログインしようとすると再度デバイス認証を行う必要があります。
初期値は【無期限】に設定されています。
アプリケーション、ブラウザのいずれも[1日/ 7日/ 30日/無期限]から選択できます。
ユーザーがログインを記憶できるようにする:この機能が有効かつBusinessアプリで
「ログイン状態を保持する」にチェックが入っている場合、チームのユーザーはBusinessアプリに
ログインした状態を維持できるようになります。初期値は【オン】となっております。
この機能を有効にするには、Businessアプリのバージョンをv3.5.0.0以降にする必要があります。
アイドル状態のユーザーをログアウトさせる:コンピュータがアイドル状態のときに、
ユーザーをログアウトする時間の設定ができます。
アプリケーション、ブラウザのいずれも[しない/15分/1時間/8時間/24時間]で選択できます。
アプリケーションの場合、Businessアプリがv3.5.0.0以降である必要があります。
ブラウザの場合、Web管理コンソールに次回以降ログイン時に有効になります。
初期値は【しない】に設定されています。
通知:通知したい項目にチェックを入れ、画面下部の「保存」をクリックすると設定が適用
となります。
技術者が招待を受け入れました:技術者が招待を受け入れた場合、通知メールを受信することが
できます。
技術者が招待を辞退しました:技術者が招待を辞退した場合、通知メールを受信することが
できます。
技術者がチームを離脱しました:技術者がチームから抜けた場合、通知メールを受信することが
できます。
最大同時ユーザーライセンス制限を超えています:ご契約ライセンス数を超えるリモート接続を
行った場合、通知メールを受信することができます。
技術者の Splashtop シートが有効になりました:技術者のアカウントを有効にした場合、
通知メールを受信します。
技術者の Splashtop シートが無効になりました:技術者のアカウントを無効にした場合、
通知メールを受信します。
技術者がチームから削除されました:技術者のアカウントをチームから削除した場合、
通知メールを受信します。
サードパーティ統合:ServiceNow、Zendesk、Freshservice、Freshdeskなどをご利用中のお客様がSOSを連携して利用する場合にはこの設定を有効化してご利用ください。
詳細は「サードパーティの統合に必要なAPIキーの設定方法(外部サポートサイト)」を
ご参照ください。
有効化設定は以下の手順で行ってください。
Web管理コンソール(https://my.splashtop.com/)にログインをします。
「アカウント情報」⇒「チーム」⇒「APIキーの設定」の順にクリックすると下記のような画面が
表示されます。統合を行うサービスにチェックを入れ、「OK」をクリックしてください。
API キーが発行されます。Web管理コンソールでの作業は以上で完了となります。
※ API キー対応製品の初期設定、サポートに関しては弊社では行っておりませんので
あらかじめご了承ください。詳細については以下のリンクをご確認ください。
「Service Nowとの統合(外部サポートサイト)」
「Zendeskの統合(外部サポートサイト)」
「Freshserviceの統合(外部サポートサイト)」
「Freshdeskの統合(外部サポートサイト)」
「Jiraの統合(外部サポートサイト)」
「Salesforceの統合(外部サポートサイト)」
「Microsoft Teamsの統合(外部サポートサイト)」