この記事ではEnterpriseの詳細設定についてご説明いたします。
詳細設定を使用すると、チーム・グループ・権限・ユーザーごとに機能制御を行うことができます。
詳細設定に対応している機能は以下の通りです。
- SOS機能（有人アクセス）
- ファイル転送
- リモートプリント
- テキストのコピー＆ペースト
- リモートコマンド
- １対多のスクリプト
- ２段階認証の強制
- リモートコントロール
※Splashtop Enterpriseではユーザーライセンスをご契約いただいた場合とユーザーライセンスと技術者ライセンスをご契約いただいた場合でご利用いただける機能に違いがございます。
詳細は「Enterprise技術者ライセンスで利用できる機能」をご参照ください。
※各ユーザー権限については「Splashtop Enterprise- ユーザー権限の内訳
（外部サポートサイト）」、Enterpriseのチーム設定については「Splashtop Enterpriseチーム設定」をご確認ください。
こちらの動画から、実際の操作手順の例をご確認いただけます。
Web管理コンソールの「管理」⇒「ユーザー」⇒「歯車マーク」からユーザー、グループごとに
各種機能を[オン/オフ/グループ設定/チーム設定]に切替できます。
各種機能の設定を変えたい場合は、画像のようにドロップダウンリストから設定を変更します。
状態：各種機能の設定をすることができます。
オン：各種機能を「オン」にします。
オフ：各種機能を「オフ」にします。
グループ設定：グループの詳細設定に従います。
チーム設定：「設定」⇒「チーム」の「デフォルトの詳細設定」に従います。
アドミンの技術者管理設定：スーパーアドミン、アドミンがオーナー以外のユーザーの各種機能を
管理したい場合に使用する設定です。グループアドミンの場合、この機能はグループ内の
オーナー以外のユーザーのみ対象になります。
「デフォルトの詳細設定」の「構成可能」のオン/オフに設定に合わせたい場合は「チーム設定」
にします。
※「アドミンの技術者管理設定」が「オン」の場合、もしくは「アドミンの技術者管理設定」が
「チーム設定」かつ「設定」⇒「チーム」⇒デフォルトの詳細設定の「構成可能」が「オン」
の場合、スーパーアドミン、グループアドミン、アドミンの画面は下記のように表示され、
アイコンをクリックするか、「歯車マーク」⇒「詳細設定」をクリックするとオーナー以外の
各種設定をオン/オフにすることが可能です。
※「アドミンの技術者管理設定」が「オフ」の場合は、「設定」⇒「チーム」の「デフォルトの
詳細設定」の「構成可能」を「オン」にしてもアイコンは表示されず、「歯車マーク」⇒
「詳細設定」からも設定できません。
「設定」⇒「チーム」画面のデフォルトの詳細設定からチーム・権限ごとに各種機能のオン/オフを設定できます。
「管理」⇒「ユーザー」⇒「歯車マーク」⇒「詳細設定」の「状態」と「アドミンの技術者
管理設定」が「チーム設定」の場合、この画面で設定した内容が反映されます。
管理者：スーパーアドミン、グループアドミン、アドミン権限の機能 オン/オフの設定をします。
構成可能：この項目をチェックするとスーパーアドミン、アドミンはオーナー以外の
ユーザーの詳細設定が可能になります。グループアドミンの場合は同じグループ内の
オーナー以外のユーザーの詳細設定を行うことができます。
初期値ではどの項目も「オフ」となっております。
メンバー：メンバー権限の機能 オン/オフの設定をします。
以下は実際の設定画面の例となっております。
「管理」⇒「ユーザー」⇒すべてのユーザーの「詳細設定」の「状態」が「チーム設定」になっている場合、チーム画面の設定内容がユーザーの詳細設定に反映されていることが分かります。
「管理」⇒「ユーザー」⇒スーパーアドミンとアドミンの「アドミンの技術者管理設定」が
「チーム設定」の場合、チーム設定の構成可能を下記画像のように設定すると、
スーパーアドミン・アドミンの詳細設定ではオーナー以外の有人アクセスとファイル転送の
オン/オフは可能になりますが、リモートプリントのアイコンが表示されません。