1対多のアクションは 1 台のコンピュータまたは複数台のリモートPCに対しアクションを
即座に実行またはスケジュールできる機能です。
この機能はRemote Support PremiumとEnterprise技術者ライセンスでご利用いただけます。
1対多のアクションを設定できるのはオーナー、スーパーアドミン、アドミン
となっております。グループアドミンの場合はグループに割り当てられたコンピュータのみ
設定できます。
Remote Support Premiumではチーム設定で1対マルチのスクリプティングを有効にする必要が
あります。スーパーアドミン・グループアドミン・アドミンがすべての機能をご利用いただくには
チーム設定で「1対マルチのスクリプティング」で「管理者とオーナー」を選択する必要があります。
詳細は「Splashtop Remote Support Premium チーム設定」の「機能構成」をご確認ください。
Enterprise技術者ライセンスでは「管理」⇒「ユーザー」の詳細設定で
オーナー・スーパーアドミン・グループアドミン・アドミンの「1対多のスクリプト」を
有効にする必要があります。詳細は「詳細設定」の「ユーザー・グループ単位で設定する」
をご確認ください。
いずれの製品でも1対多のアクションはメンバー権限ではご利用いただけません。
1対多のアクションについて詳しくは「1対多のアクション(外部サポートサイト)」
Remote Support Premium、Enterprise技術者ライセンスで利用できるPremium機能については
「Splashtop Enterprise Cloud技術者ライセンスで利用できる機能」をご確認ください。
Web管理コンソールにログインし、「管理」⇒「1対多のアクション」を選択します。
「アクションの作成」を選択し、設定するアクションを選択します。
「アクション名」と「アクション設定」を設定します。各アクションによって
それぞれ設定の項目が異なります。ここではシステム再起動とMSIファイルの画面の例を
説明します。
※各アクションをすぐに実行する場合、コンピュータはオンラインである必要があります。
システム再起動の場合
上記の「アクションの作成」で「システムの再起動」を選択します。
今すぐ実行したい場合は「保存して実行」をクリックします。
後でアクションを実行したい場合は「保存してスケジュール」をクリックします。
アクションを実行するコンピュータを選択します。
「保存して実行」を選んだ場合は「今すぐ実行」を選択します。
「保存してスケジュール」を選んだ場合は「保存」を選択します。
MSIをリモートインストールする場合
上記の「アクションの作成」で「MSIをリモートインストールする」を選択します。
今すぐ実行したい場合は「保存して実行」をクリックします。
後でアクションを実行したい場合は「保存してスケジュール」をクリックします。
「保存して実行」を選んだ場合はコンピュータを選択後「認証情報を入力して実行」を
選択します。
「保存してスケジュール」を選んだ場合はコンピュータを選択後「保存と認証情報の確認」を
選択します。
コンピュータを選択し、「認証情報を管理」⇒「認証情報を編集」をクリックして、
コンピュータの認証情報を入力します。
認証情報を入力し、適用を選択します。
「保存して実行」を選んだ場合は「今すぐ実行」を選択します。
「保存してスケジュール」を選んだ場合は「Next」を選択します。
システムの再起動
コンピュータのシステム全体の再起動をスケジュールすることができます。
アクション名:このアクションに名前を付けます。
グループ管理者の割り当て:このアクションを特定のグループアドミンに割り当てて
アクションのオーナーにしたい場合はこちらで設定します。
アクション設定:再起動の何分前にリモートPCに通知するか選択できます。
[2/3/4/5分]から選択できます。
再起動の状況を電子メールでも通知します:再起動アクションの状況をメールを送信します。
デフォルト設定では、電子メールはチームオーナーに送信されます。上記のグループアドミンを
使用してアクションのオーナーを割り当てると、デフォルトでアクションのオーナーにメールが
送信されます。後から編集で変更することもできます。
メモ:このアクションにメモを追加したい場合ここに入力します。
Windowsアップデート
コンピュータの Windowsアップデートをスケジュールできます。
アクション名:このアクションに名前を付けます。
グループ管理者の割り当て:このアクションを特定のグループアドミンに割り当てて
アクションのオーナーにしたい場合はこちらで設定します。
アクション設定:下記の項目が設定できます。
- アップデートのインストール:「すべてのアップデート」「重要なアップデートのみ」
「再起動が不要な重要なアップデート」から選択できます - 他のMicrosoft製品の更新プログラムを含める
- 以下アップデートを除外する
- アップデート完了のため必要に応じてコンピュータを再起動します
- コンピュータの再起動前にログオンしているユーザーに警告する[3/5/10/15/20/60/120分]
メモ:このアクションにメモを追加したい場合ここに入力します。
リモートコマンド
コマンドプロンプトまたはPowershellコマンドをコンピュータに送信できます。
アクション名:このアクションに名前を付けます。
グループ管理者の割り当て:このアクションを特定のグループアドミンに割り当てて
アクションのオーナーにしたい場合はこちらで設定します。
アクション設定:下記の項目が設定できます。
- 言語:CMDまたはPowershellが選べます
- コマンド:ユーザー操作なしでサイレントコマンドのみを使用できます。
メモ:このアクションにメモを追加したい場合ここに入力します。
バッチ/実行可能ファイル
新しいソフトウェアをサイレントにコンピュータに配布してインストールできます。
アクション名:このアクションに名前を付けます。
グループ管理者の割り当て:このアクションを特定のグループアドミンに割り当てて
アクションのオーナーにしたい場合はこちらで設定します。
アクション設定:下記の項目が設定できます。
- ファイルを追加:.BAT、.CMD 、.EXE ファイルである必要があります。
- パラメーター:サイレントインストールのためのコマンドラインパラメーター。
アップロードされたファイルは、ユーザーの操作なしでサイレントモードで実行する
必要があります。 - ログソース:標準アウトプットと標準エラー/カスタムログファイル
メモ:このアクションにメモを追加したい場合ここに入力します。
シェルスクリプト(Mac)
シェルスクリプトをMacコンピュータに送信できます。
アクション名:このアクションに名前を付けます。
グループ管理者の割り当て:このアクションを特定のグループアドミンに割り当てて
アクションのオーナーにしたい場合はこちらで設定します。
アクション設定:下記の項目が設定できます。
- シェルスクリプト:ユーザー操作なしでサイレントコマンドのみを使用してください。
メモ:このアクションにメモを追加したい場合ここに入力します。
スクリプト/実行ファイル(Mac)
新しいソフトウェアやスクリプトをMacコンピュータにサイレントに配布できます。
アクション名:このアクションに名前を付けます。
グループ管理者の割り当て:このアクションを特定のグループアドミンに割り当てて
アクションのオーナーにしたい場合はこちらで設定します。
アクション設定:下記の項目が設定できます。
- ファイルを追加:.pkg、.py、または、シェル・スクリプトである必要があります。
- ログソース:標準アウトプットと標準エラー/カスタムログファイル
メモ:このアクションにメモを追加したい場合ここに入力します。
MSIファイル
.MSIファイルを介してソフトウェアをコンピュータにサイレントに配布およびインストール/
アンインストールできます。
アクション名:このアクションに名前を付けます。
グループ管理者の割り当て:このアクションを特定のグループアドミンに割り当てて
アクションのオーナーにしたい場合はこちらで設定します。
アクション設定:下記の項目が設定できます。
- ファイルを追加: .MSI ファイルである必要があります。
- パラメーター:サイレントインストールのためのコマンドラインパラメーター。
アップロードされたファイルは、ユーザーの操作なしでサイレントモードで実行する
必要があります。 - ログソース:標準アウトプットと標準エラー/カスタムログファイル
メモ:このアクションにメモを追加したい場合ここに入力します。
APK File
AndroidデバイスにAPKファイルのインストールができます。ご利用いただくには
Androidデバイスでリモートコントロールを有効にする必要があります。
詳細は「Android デバイスのリモートコントロールを有効にします(外部サポートサイト)」を
ご確認ください。
アクション名:このアクションに名前を付けます。
グループ管理者の割り当て:このアクションを特定のグループアドミンに割り当てて
アクションのオーナーにしたい場合はこちらで設定します。
アクション設定:下記の項目が設定できます。
- ファイルを追加:APKファイルである必要があります。
- アンインストールでストレージデータを消去してから、新たにインストールしてください。
- ログソース:標準アウトプットと標準エラー/カスタムログファイル
メモ:このアクションにメモを追加したい場合ここに入力します。
ファイル転送
新しいバージョンの Windows用ストリーマーv3.5.2.0では1対多のアクションで
ファイル転送を実行できるようになりました。技術者は一度に複数のコンピュータに
ファイルを転送できます。
アクション名:このアクションに名前を付けます。
グループ管理者の割り当て:このアクションを特定のグループアドミンに割り当てて
アクションのオーナーにしたい場合はこちらで設定します。
アクション設定:下記の項目が設定できます。
- パスが存在しない場合は作成する
- 移動先のパスにある同一ファイルを上書きする
- ファイルを追加:一度に10ファイルまでディスパッチ可能です。
メモ:このアクションにメモを追加したい場合ここに入力します。
ファイル転送(Mac)
新しいバージョンのMac OS用ストリーマーv3.5.2.0では1対多のアクションで
ファイル転送を実行できるようになりました。技術者は一度に複数のコンピュータに
ファイルを転送できます。
アクション名:このアクションに名前を付けます。
グループ管理者の割り当て:このアクションを特定のグループアドミンに割り当てて
アクションのオーナーにしたい場合はこちらで設定します。
アクション設定:下記の項目が設定できます。
- パスが存在しない場合は作成する
- 移動先のパスにある同一ファイルを上書きする
- 所有者の変更
- グループの変更
- パーミッションの変更
- ファイルを追加:一度に10ファイルまでディスパッチ可能です。
メモ:このアクションにメモを追加したい場合ここに入力します。
ファイル転送(Android)
Androidデバイスにファイル転送ができます。ファイル転送は現時点では Android 10以前のみを
サポートしています。
ご利用いただくにはAndroidデバイスでリモートコントロールを有効にする必要があります。
詳細は「Android デバイスのリモートコントロールを有効にします(外部サポートサイト)」を
ご確認ください。
アクション名:このアクションに名前を付けます。
グループ管理者の割り当て:このアクションを特定のグループアドミンに割り当てて
アクションのオーナーにしたい場合はこちらで設定します。
アクション設定:下記の項目が設定できます。
- パスが存在しない場合は作成する
- 移動先のパスにある同一ファイルを上書きする
- ファイルを追加:一度に10ファイルまでディスパッチ可能です。
メモ:このアクションにメモを追加したい場合ここに入力します。